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弥生時代:近江の玉作遺跡の具体例
近江の玉作遺跡で玉作遺物が少量だけ出土する遺跡について紹介します。
微量遺物の遺跡(玉作工房は無く、関連遺物が少数出る遺跡)
弥生時代の玉作遺跡の一覧表に挙げた遺跡の内で、「●:少量の玉作関連遺物が出土」の遺跡を
いくつか示します。溝や土坑から数点の玉作関連遺物が出た遺跡です。
この分野の慣例により「玉作遺跡」としていますが、玉作を本当に行っていた遺跡か疑問です。
しかし、玉関連遺物があったことには何らかの理由・事情があったはずです。
多くがこのケースですが、5遺跡を紹介します。

7.大辰巳遺跡(長浜市)
遺構:沼状遺構遺物:筋砥石、管玉
11.高木遺跡(近江八幡市)
遺構:圃場整備による試掘遺物:碧玉片1点採集
19.服部遺跡(守山市)
遺構:土坑から遺物:石鋸1点
20.寺中遺跡(守山市)
遺構:溝から遺物:石鋸1点・石鋸材1点
25.霊仙寺(栗東市)
遺構:自然流路から遺物:施溝のある碧玉片x2、碧玉片


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